ベランダは、共有部分となります。
そこで、ペットを放し飼いにしたり、
煙草を吸ったり、家庭ごみを放置したり・・。
悪臭だと本人は認識せずにいるケースがほとんどです。
真上や両隣の住民の方は、
窓も開けられない生活を余儀なくされていることもあります。
窓が開けられないほど、耐えられない悪臭に耐えるのみならず、
近隣の目を気にし我慢をし続ける事はいいことではありませんよね。
また、共有部分ではなく、
専有部分の各部屋内でも、耐えがたい悪臭を放っていて、
周りを悩ましていることもあります
一般住宅から出る悪臭について刑事罰を科す法令がないですし、
これからも「ご近所さん」として付き合いを続ける以上
なかなかビシッと言えないものです。
ご近所トラブルで鬱になる人は少なくないんですよ。
取り締まる法律がないし、
匂いは人それぞれ気になる人と気にならない人もいる。
じゃあ、我慢し続けなければいけないのか・・
そうじゃありません。
通常、都の環境確保条例の対象は事業者や工場なのですが、
一般住民が自宅敷地内にためたゴミなどから悪臭を発生させたうえ、
改善を求める同区の命令にも従わなかった行為を「公害」として
刑事責任に問いた例もあります。
もちろん、悪臭を放っている本人に、
匂いの根本となるものを止めてもらうよう内容証明郵便を送る事もできます。
「やめてよ!」と訴えるだけでなく、ちゃんと方法はあります。