離婚の際には、親権者を決める義務があります。
親権者のほかに、
実際に子育てをする「監護者」を別に定めることができます。
実際には、親権者=監護者となっている場合が多いようです。
妻・夫、どちらがお子さんを引き取るにしても、
お互いに協力して子供を育てなければなりません。
そして、お子さんを扶養しなければなりません。
払う・払わないで、これ以上嫌な気持ちになるのはやめましょう。
今、そして10年後、
子供に悪影響を及ぼす協議離婚を断固拒否します。
子育て費用・・・・・1300万円+学費=2000万円~2500万円です 。
養育費は、一般に月額4~6万円が妥当とされます。
養育費用=月5万円×15年=900万円
学費は事情によりますが、大学まで行かせると、600万円~1000万円です 。
ケース1 飛び出るようにして、即刻離婚届を出した場合
離婚費用は、0円です。
夫は、浮気相手と再婚し、家庭を築きました。その家庭にお金がいるので、養育費を払ってくれません。
何度も催告しましたが、のらりくらりと逃げるばかりです・・・・。
裁判をするのも怖い気がして、そのままにしてしまいました。
夫から支払われる金額・・・ほぼゼロ
ケース2 自分で養育費をもらう努力をした場合
離婚の本を買って読んだりして、勉強したので、その費用として1万円くらいかかるでしょう。
養育費は3万円くらいだなと思い、夫に要求し、それでいいと口約束をし、離婚しました。
離婚後3年間は、夫から、月3万円が入金されていましたが、夫が再婚してからはもらえなくなってしまいました。
今後子供も進学するというのに、どうしたらいいか悩みました。
要求しても、夫は「新しい家族がいるから余裕もないし・・・・」と言うばかりです。
その後も、たまに学費を援助はしてくれますが・・・不安です。
夫から支払われる金額・・・400万円くらい?
ケース3 当事務所のサポートをご利用いただいた場合
離婚協議書作成(公正証書使用)の依頼をしたので、10万円かかりました。この費用は夫婦で折半しました。
養育費は5万を要求しましたが、夫がしぶるので3万にしようかとも思いました。
しかし、サポートを通じて、結果的に平均して月4万円をもらえることになりました。
また、養育費以外にも財産分与や慰謝料などの話し合いもし、それも文書にしました。
もし約束がやぶられても、強制執行されますので、安心しています。
結果としては、
養育費として子供が20歳になるまでの養育費として、720万円(月4万円×15年)
学費の半分=約300万円 をもらえることになりました。
夫から支払われる金額・・・1020万円くらい。(サポート利用料奥様負担分は5万円)